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晴時々曇一時雨

高気密高断熱住宅に関する話題。 時事ネタなど。

"雑記"カテゴリーの記事一覧

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  • 安岡先生のお勧め著書
    最近、安岡正篤先生の若かりし頃の著書を読んでいます。
    お年を召してからの著作と違い
    とにかく熱い!

    なかでも特にコレ「日本精神の研究」です。

    戦前の本になりますので、通常ですと古書になってしまい
    しかも印刷が悪い上に漢字が難解で読むこと自体に疲れてしまいますが
    ありがたいことに再版本があります。

    中身は、ほぼ総ふりがな付きで、読むだけならすらすら読めます。
    意味がわからないときは、さくっと調べられます。




    残念なのは、ふりがながちょいちょいまちがっていること・・・。
    当用漢字に変換されているだけで感謝しなくてはいけないのかも。
    私は味わいが薄れる気がして、正字(旧字)を好みますが。

    ここで、紹介されている著書へとさらに智識の広がりを求めるも良し
    繰り返し味わうも良し。

    このあとは、「王陽明研究」を薦めておきます。
    ありがたいことにこちらも再版されています。
    1960年ですが・・・。



    私は、この中にある「大學」の解説が特に印象に残っていますね。

    どちらの本も戦前の本ですが、当事の世相を痛罵しており
    こんにち戦前をむやみやたらと美化する人達にも
    是非是非お読みいただきたいと思います。


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  • 保守派=慎重派?
    保守とは、その定義から急進的に何かを変えようとする人のことではない。

    安倍総理は、所謂岩盤規制をドリルで破壊する!などと入ってしまうほど急進的である。
    加えて言えば既に数々の急進的破壊を繰り返してきた。

    よって、安倍総理は保守ではない。


    ただ、愛国者であることを否定し得ない。
    そういう意味では、シールズの人達も愛国者である可能性を否定できない。

    ・・・、同類?

    論理的には、そういう結論にはなりませんが。

    一方で、安倍総理に逆らえない保守議員もいるという。

    ・・・。これぞ保守の鑑!?

    おいっ!

    君、君たらずんば 臣、臣たらず。
    と、続けたいところですがやめときます。
  • 仰げば尊し
    孝経を読んでいると、ふと
    「立身行道揚名於後世 以顕父母 孝之終也」
    (身を立て、道を行い、後世に名を揚ぐ)
    (もって父母を顕すは、孝の終なり)
    という文が目にとまった。

    ほうほう、これは「仰げば尊し」ではないか?
    ただまあ、「名を揚ぐ」が最後に来ているのは、決して生前の
    名利ばかりのことではないからのようであるが。

    と、孝経の解釈を学んだ所で
    仰げば尊しを調べてみるとこんな記事が出てきた。

    今どきの卒業式では「仰げば尊し」は歌われない!…その理由とは?
    http://spotlight-media.jp/article/122921357331959890

    その他にも「歌詞が時代に合わない」という理由も

    「仰げば尊し 我が師の恩」が教師への尊敬を押しつけ、「身を立て 名をあげ やよ励めよ」は立身出世主義だ-と教育現場で声が上がり、敬遠されて言ったという説もありました。「童謡として子供が歌うには暗い歌だから」という意見もあるとか。


    教師への尊敬を押しつけ・・・(゚д゚)!
    まあ、確かに尊敬できない先生もいたことは確かではあるが・・・。
    尊敬できる先生方もいらっしゃった。

    「身を立て 名をあげ やよ励めよ」は立身出世主義だ・・・(゚д゚)!
    ふむ、孝経などを知らないとそうとれるのかも知れぬ。
    単に無知なのではないかと・・・。

    変な理由をこじつけている感じがしますが、
    要は左巻が席巻していたからということではないかな?

    「身を立て」とは?
    「視聴言動を正しくし、一身の本然を全くして、渾然成就する意味」
    とは、中江藤樹の言である。
    ・・・まだ、良くわからないけど。

    まあ、己の無知を棚に上げ、
    曲解して毛嫌いするのは止めましょうってことで。
  • 二宮尊徳と由利公正
    二宮尊徳 西暦1787年9月4日生まれ
         西暦1856年11月17日逝去
    由利公正 西暦1829年12月6日生まれ
         西暦1909年4月28日逝去

    知らなかったのですが、両名の年代は重なっていて
    一世代ぐらいの差しかありません。

    しかし、行ったことはかなり差があります。

    二宮尊徳
    田畑の生産性を上げ、支配層の質素倹約を推進した

    由利公正
    藩札を発行し、商業を隆盛させることで藩の財政を確立した


    小学校の校庭に、なんで二宮尊徳の像が建てられるのか
    よくわかりませんが
    経済的センスは圧倒的に由利公の方が優れていたように思います。

    田畑は自然であり、算術級数的であるのに対し
    お金(経済)は自然ではなく、幾何級数的であることを
    由利公は気付き、尊徳は気付かなかったかあるいは本分でないと
    考えていたのでしょう。(農民だし)

    人間性という面でいえば、二宮公?も素晴らしいのだろうけれど。


    質素倹約に重きを置きすぎるのは
    儒教の影響なのかなぁ?
    もっと神道を見直してもいいと思うし、
    人の欲というものを、もう少し肯定的に自然のものとみても
    いいように感じる今日この頃です。
  • 【謎】法人減税前倒し 成長を促す投資に充てよ?【産経の主張】
    法人減税前倒し 成長を促す投資に充てよ?

    新聞の軽減税率摘要が具体化してきましたね。
    そうは言っても、実質可処分所得は大幅に減少しているわけで
    要らんもの買う金はねぇっ!てなもんで・・・。

    欲しいときだけコンビニで買う方が、節約できそうですな(´・ω・`)

    さてさて、新聞がどれほど無用の長物かといいますと

    法人減税前倒し 成長を促す投資に充てよ
    http://www.sankei.com/column/news/151202/clm1512020002-n2.html

    ・・・なんて記事を大まじめに書いてしまうほど不要なのでありまして。

    えっと、投資→収益拡大 が見込まれるなら
    この超低金利のご時世ですから
    素直に銀行から借りるべき
    と、思うんですけど・・・。

    要するに、積極的に需要を満たすための投資を行うことは
    必要とされていないから、銀行の貸し出しが増えない訳で
    減税したってしょうがない。

    それより、法人に対しても累進課税を検討するのがよいのではないか?と。

    ・・・いや、単なる思いつきです(´・ω・`)

    抑も論でいえば、個人に対して大幅に増税して法人に対して大幅に減税することの
    是非が全く議論されていないのが、おかしい訳で。

    自民党時代だから、民主党時代だからというわけではなく
    そういった報道を最近目にしないことに大いに違和感を覚えますね。