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生産性について、考えてみた
三橋ブログでは、たびたび「生産性を上げて」という文言が飛び出します。
ニュースなどで見かけることもあります。

ここで謂う「生産性」とは何でしょうか?
恐らく多くの人が誤解していると思いますので
書いてみます。

多くの場合において、労働生産性の事を指すと思われます。

労働生産性
【英】Labor Productivit

・労働生産性とは、従業員一人当りの付加価値額を示す指標であり「付加価値÷従業員数」で表される。

引用元 http://www.weblio.jp/content/%E5%8A%B4%E5%83%8D%E7%94%9F%E7%94%A3%E6%80%A7


はい出ました。

労働生産性とは、「付加価値÷従業員数」


です。

従業員数は、わからない人はいないと思います。
正社員だけなのか、パートも含むのか?とか細かい部分はおいといて\(^^\)

わからないのは付加価値ではないでしょうか?


ふかかち【付加価値】

生産過程で新たに付け加えられる価値。総生産額から原材料費と機械設備などの減価償却分を差し引いたもので,人件費・利子・利潤に分配される。一国全体の付加価値の合計は生産国民所得となる。

引用元 <http://www.weblio.jp/content/%E4%BB%98%E5%8A%A0%E4%BE%A1%E5%80%A4>


まだよくわかりませんな。

売上高―外部購入費用=付加価値


=人件費、賃借料、租税公課、支払特許料、減価償却費、営業利益の合計
引用元 <http://www.jusnet.co.jp/business/kessan39_2.html>


脱線しますが、この付加価値のうち、人件費の占める割合を

労働分配率

と云います。


生産性向上のためには、
分母である従業員数を減らすか、
分子である付加価値を上げる必要があります。

三橋どんが、云っているのは人が減っても補充せず売り上げ高を維持しよう
ということかもしれません。
そうすると、普通の会社では人数だけ減って仕事が減らず、給料一緒で忙しくなるだけ。という落ちが付くのではないでしょうか?

もう一方の付加価値の向上に目を向けてみましょう。
付加価値を高めるためには、売り上げ高を上げるか
外部購入費用を下げるかですね。

大企業の場合、下請けを叩いて外部購入費用を下げさせることでしょう。

一方大多数の中小企業では、需要のない中では難しい課題になります。

また、需要があったとしても外国から輸入されたら終いです。


技術屋として、生産技術やIT・IoTを駆使した生産性向上というのは
興味がありますし夢のある分野です。
しかし、夢を見る前に足下をしっかり見て
どのような政策が正しいのか理解しておく必要があると思います。

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