忍者ブログ

晴時々曇一時雨

高気密高断熱住宅に関する話題。 時事ネタなど。

じゃんじゃんお金を刷れ~! ・・・の意味について考えてみた
消費税増税延期をめぐって、世には読むに値しない明らかに勉強不足な記事が蔓延している。

かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂

とばかりに、情動にまかせてこれらの沐猴にして冠したような記者の記事を撫で切りにしようかと考えたが、そんなことをしても気は紛れても役には立たないと思うのでやめた。



それよりも、「通貨発行益」というものをご存じだろうか?
各国には、それぞれ独自の通貨を発行する権利がある。
(EUは自らそれを棄てた国々)
「通貨発行権」と呼ばれるものだ。

通貨を発行するのは歴史的にみても国が握ってきた。
米国の場合、少し紆余曲折がある。
独立に絡んで血なまぐさい歴史があるようだ。

話は戻って「通貨発行益」
詳しくは日銀のHPに書かれていることなので
適宜参照して頂きたいが、かいつまんで説明しよう。

通貨の発行、所謂「輪転機を回してお札を刷る」というのは
具体的にどういう行為で会計としてどう処理されるのか?
といいつつ、日銀の仕訳伝票を見たわけではないので
BS(貸借対照表)からの推測ですが


「資産の現金」と「負債の発行済み紙幣」が
両方同じ額だけ増えます。
貸借対照表の合計が資産と負債の両方同額増えるだけです。


はて?この構図、どこかで見覚えがないでしょうか?
国債の発行や社債の発行と同じですね。
日銀は株式会社ですので、あなたの握りしめた一万円札は、
株式会社日本銀行の利子の付かない債権ということです。


国債や社債は利子なしでは引き受け手がないでしょうから、利子が付きますが紙幣には利子は付きません。そこで、


こんなことを考えます。


発行した紙幣(利子の付かない債権)で利子の付く国債を買ってみたらどうなるか?
市中の銀行から買ってみましょう。


現金で国債を買い
(資産の部で「現金」から「国債」に額が移動)
お金を決済口座に振り込みます。
(負債の部で「発行済み紙幣」から「銀行当座預金」に額が移動します)

そうすると、利子の付かない債権と利子の付く債権を交換しますから
利子分が儲けになります。
これが「通貨発行益」となります。

実際には,本当に紙幣を刷る必要はないように思いますから
違った操作をしているんだろうと思いますが、原理的にはこういうことかと。


金融緩和とは、このように市中の銀行が日銀にもつ当座預金口座にお金が振り込まれることを言います。
当座預金には利子は付きませんから、銀行としては堪らなく迷惑な気がしますね。
「おまえら、とっとと仕事して、お金貸してこい!」って話です。
でも、儲かるあてもないのに誰もお金借りない訳で、お金ばっかり剰っちゃいます。



最後の方は蛇足ですが、日銀のページの請け売りです。

結構面白いので、ぜひ読んでみてください。

PR

コメント

1. 無題

財務省の垂れ流す情報のまま記事を書くレベルの低い記事が多いという事ですね。

バブル崩壊で財務省が財政健全化などと机上の空論に拘った結果がこの長期経済低迷の根源ですね。

国債≠国民の借金
国債≒日本銀行券≒経済規模に応じて増やしていくもの

額面の数字など意味が無い事に国民もそろそろ気付き始めていますよ。

Re:無題

おっしゃるとおりです。
まさか、賛同のコメントがいただけるとは思いもよらず。
ありがとうございます。

勇気づけられます。

浅学非才故、まだまだわからないことだらけです。
焦らず勉強を続けていこうと思います。

>財務省の垂れ流す情報のまま記事を書くレベルの低い記事が多いという事ですね。
>
>バブル崩壊で財務省が財政健全化などと机上の空論に拘った結果がこの長期経済低迷の根源ですね。
>
>国債≠国民の借金
>国債≒日本銀行券≒経済規模に応じて増やしていくもの
>
>額面の数字など意味が無い事に国民もそろそろ気付き始めていますよ。
コメントを書く