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女性天皇と女系天皇の違い
古い記事ですが、わかりやすい解説があったので
無礼だけど転載させていただきます。
http://upa-rupa.seesaa.net/article/8922357.html

三笠宮寛仁さま、女性天皇容認に疑問…会報にエッセー
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051103-00000001-yom-soci
 
三笠宮寛仁さま(59)が、自身が会長を務める福祉団体の会報で「女性天皇」に触れ、「歴史と伝統を平成の御世(みよ)でいとも簡単に変更して良いのか」と、疑問を投げかけられていることがわかった。
 
皇籍を離脱した元皇族の復帰や、元皇族を女性皇族の養子として皇位継承権を与えるなどの方法により、男系継承を守るべきだとの考えを示されている。
小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」は女性・女系天皇の容認を打ち出し、最終報告書の取りまとめに入ったが、この問題について皇族が考えを明らかにしたのは初めて。
 
寛仁さまの意見が掲載されているのは、福祉団体「柏朋(はくほう)会」の会報。
寛仁さまは「とどのおしゃべり―近況雑感」という題でエッセーを連載しており、その最新号で「政治問題で口出し出来ないのですが、会報は市販されておらず“身内”の小冊子と理解し『プライヴェート』に語るという体裁を取ります」と断って「女帝問題」を論じられている。
 
寛仁さまはまず、
「万世一系、一二五代の天子様の皇統が貴重な理由は、神話の時代の初代・神武天皇から連綿として一度の例外も無く、『男系』で続いて来ているという厳然たる事実」と強調。
〈1〉皇籍離脱した元皇族の皇統復帰
〈2〉女性皇族(内親王)に元皇族(男系)から養子を取れるようにし、その方に皇位継承権を与える
〈3〉廃絶になった秩父宮や高松宮の祭祀(さいし)を元皇族に継承してもらい、宮家を再興する――などの方法を挙げられている。
 
その上で、「陛下や皇太子様は、御自分達の家系の事ですから御自身で、発言される事はお出来になりません」とし、「国民一人一人が、我が国を形成する『民草』の一員として、二六六五年の歴史と伝統に対しきちんと意見を持ち発言をして戴(いただ)かなければ、いつの日か、『天皇』はいらないという議論に迄(まで)発展するでしょう」と結ばれている。
 
天皇や皇族は憲法上、政治的な権能を有しておらず、有識者会議はその意見聴取をしていない。
 
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【蛇足】
民草…「人民」の雅的な表現。
「草」とついているから「俺ら庶民は雑草だと言うのか?」と思う人もいるかもしれないけど(実際に何人かいた)、それはただの勘違いなので悪しからず。
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まだ書くつもりはなかったけど、三笠宮寛仁親王殿下の私的なご意見を拝見したのと、常駐スレでもちょうどこの話が出たところだったので、ちょっと書いてみようと思う。
 
まず結論から言うと、私は三笠宮寛仁親王殿下のご意見に全面的に同意である。
もしもこのまま皇太子殿下や秋篠宮殿下、その他の皇族方に「男系男子」がお生まれにならない場合は、旧宮家を皇籍復帰し、そのうちの男系男子が皇位を継承されるのが一番だと思う。
 
 
 
何故「男系」にこだわるのか。
答えは簡単。まずは下記の図をご覧頂きたい。
*クリックすると拡大されます。
 
 
 
上の図は、愛子様の御子が即位した場合の皇統図である。
(http://www.geocities.jp/banseikkei/ より転載)
 
これを見れば一目瞭然であるが、愛子様の御子が即位された場合、神武天皇から続いた皇統が断絶され、愛子様の御子から新たな皇統(別の皇統)が始まってしまう。
但しこれは「愛子様の配偶者が男系男子ではない」場合だが、現状を鑑みるに、愛子様の配偶者が民間人になる可能性は否めないので(寧ろその可能性のほうが高いと思う)、愛子様の配偶者が「男系男子ではない」という前提で話を進める。
 
 
愛子様がご即位されるだけならば、問題はない。
愛子様ご自身は「男系の内親王殿下」であられるので、推古天皇や持統天皇といった歴代の女性天皇と同じく、愛子様も「男系女性天皇」となられる資格があり、神武天皇から続く皇統が正しく保たれる。
歴代の女性天皇は例外なく「男系女性天皇」であり、父方を辿っていくと必ず初代の神武天皇に繋がる。
●天皇位系図(参照)
http://watercrown.vis.ne.jp/keizu/tennou.htm
 
歴代の女性天皇には、二つのパターンがある。
推古天皇や持統天皇のように天皇の死後に即位された「皇后であられた男系女子」の場合と、元正天皇や孝謙天皇(称徳天皇)のように皇后ではないが即位された未婚の「男系女子」の場合である。
どちらも「次の天皇が即位されるまでの中継ぎ」という意味で即位されており、全員が「男系女子」である。
 
【歴代女性天皇】 *10代8人
・推古天皇(第33代)…欽明天皇(第29代)の内親王であり、敏達天皇(第30代)の皇后。
・皇極天皇(第35代)…茅渟王(敏達天皇の親王)を父に持ち、舒明天皇(第34代)の皇后。第37代の斉明天皇でもある。天智天皇(大化の改新の中大兄皇子)や天武天皇(大海人皇子)の母。
・持統天皇(第41代)…天智天皇(第38代)の内親王であり、天武天皇(第40代)の皇后。
・元明天皇(第43代)…天智天皇(第38代)の内親王。天武天皇と持統天皇の皇子である草壁皇子(皇太子)の正妃。
・元正天皇(第44代)…草壁皇子(天武天皇の親王)と元明天皇の内親王。
・孝謙天皇(第46代)…聖武天皇(第45代)の内親王。第48代の称徳天皇でもある。
・明正天皇(第109代)…後水尾天皇(第108代)の内親王。
・後桜町天皇(第117代)…桜町天皇(第115代)の内親王。
 
↑のリストを見れば一目瞭然だが、歴代の女性天皇は全員「男系の女性天皇」である。つまり、父方を辿ると必ず初代の神武天皇に繋がるのだ。
ちなみに、女性天皇は元明天皇(第43代)→元正天皇(第44代)以外は「男系男子」に皇位を譲られている。
*元正天皇(第44代)は、文武天皇(第42代。元正天皇の弟)の親王である聖武天皇(第45代。元正天皇の甥)が即位されるまでの中継ぎである。(元正天皇の母である元明天皇も、聖武天皇が即位されるまでの中継ぎ)(つまり文武天皇から聖武天皇までの間に、二人の女性天皇が中継ぎとして即位されている)
 
 
 
【ポイント】
・男系=父方を辿ると天皇に繋がる家系=初代神武天皇に繋がる=万世一系。何親等離れていても問題はない。
・女系=母親や祖母など女親を介して天皇につながる家系。
↓ ↓ ↓
・男系女性天皇=父方を辿ると神武天皇に繋がる。万世一系。
・女系天皇=父方を辿ると神武天皇に繋がらない=万世一系の皇統ではない=別の皇統。
 
 
【問題点】
女系天皇の容認で何が問題かって言うと、万世一系が崩壊されるという事。
男系でなければ万世一系を保てない。
女系になれば万世一系ではなくなり、約二千年続いた歴史と伝統がなくなってしまう。
 
 
【誤解されやすい点】
「女性天皇」が駄目なのではない。
男でも女でも「女系天皇」が駄目なのだ。
「男系」ならば、天皇が男であっても女であっても問題はない。
ついでに、今上陛下もしくは先帝陛下と何親等離れていても問題はない。
つまり、愛子様のご即位は問題がないが、愛子様のご長男(父親が男系男子でない場合)がご即位されると万世一系じゃなくなってしまうのが問題な訳で。
 
 
【万世一系にこだわる理由】
万世一系のY染色体~「女性天皇問題」は歴史の知恵に学べ
http://blog.mag2.com/m/log/0000000699/106528582?page=1#106528582
↑ここの、
7.「万世一系」のY染色体
8.「安全装置」としての宮家
…をご覧になればご理解頂けると思う。
抜粋・要約すると、「代々男親から男の子へと必ず継承されるY染色体が万世一系の皇統を保つ」という事が重要な訳なのです。
 
【転載】
「万世一系の皇統」とは、今上陛下や皇太子殿下、秋篠宮殿下が持たれているY染色体が、遠く後醍醐天皇や天智天皇、聖徳太子や日本武尊、そして初代・神武天皇まで遡ることができる、という厳然たる事実なのである。
愛子天皇が一般民間人と結婚されて設けられた女系男子が即位したら、この万世一系のY染色体の系統が断絶してしまう。
2千年もの間、我々の先祖がなんとか維持してきたこの伝統を、我々の世代が無知ゆえに破壊することは許されるのだろうか?
 
転載終わり。
私の常駐スレでも「男系女性天皇」と「女系天皇」の違いを知らなかった人が何人かいたのだが、世論調査で女系天皇に賛成している人の多くもこの二つの違いを知らないのかもしれない。(天皇制を廃止したい人はそれを知ってて賛成してると思うが)
私はたまたま日本史が好き+読書家なのでこの二つの違いは知っていたけど、普通は知らないよなーていうか、興味のない人は知らなくても仕方がないかなとは思う。興味がなきゃ調べないしね。
あの朝日の調査ですら80%以上の人が天皇制を支持しているのだから、万世一系の意味が広く知られるようになれば皇室典範を変えられるかもしれない。
冒頭の記事で三笠宮寛仁親王殿下が仰られているように、「国民一人一人が、我が国を形成する『民草』の一員として、二六六五年の歴史と伝統に対しきちんと意見を持ち発言」しなければ、それは変えられやしない。
今までも散々ブログに書いてきたけれど、国に対する意見はどんどん伝えたほうがいい。国民としての意見を国に伝える事は決して無駄な事ではないと思うんだよね。寧ろ伝えなければ何も始まらない。
てな訳で、関係各所の連絡先をご紹介しておきます。
 
 
 
【連絡先】
●安倍内閣官房長官
http://newleader.s-abe.or.jp/modules/contact/
 
●神道政治連盟国会議員懇談会
http://www.sinseiren.org/ouen/kokugikon.html
 
●自民党新人議員
http://www.powup.jp/jinken/list/
 
●全国議員サイト
http://gikai.fc2web.com/
 
●国民新党
http://www.kokumin.biz/ ※ご意見箱に書込可
 
●自民党本部
http://www.jimin.jp/
〒100-8910 東京都千代田区永田町1-11-23
TEL 03-3581-6211  FAX 03-5511-8855
自民党本部・公聴室:03-3581-0111
自民党に物申す:http://www.jimin.jp/jimin/main/mono.html
新憲法制定推進本部:https://youth.jimin.or.jp/kenpou/index.html
 
●首相官邸
http://www.kantei.go.jp/
TEL 03-3581-0101
ご意見募集 http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
小泉内閣メールマガジン(首相メールマガジンの意見欄も直接首相に届く)
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/index.html
 
●内閣官房 内閣総務官室 「皇室典範 有識者会議」宛
http://www.cas.go.jp/index.html
〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1
TEL 03-5253-2111  FAX 03-3581-7238
ご意見募集 http://www.iijnet.or.jp/cao/cas/jp/goiken.html
 
 
 
【初心者の為の手引き】
「政治家や国家機関にメールなんて出した事がないから敷居が高い」と思われるかもしれませんが、最初の一歩を踏み出せば案外簡単なものです。
初めての方は、自民党本部のメールフォームから出すといいかもしれません。
メールフォームには記入すべき事柄が設定されていますので、それらに記入した後は、メッセージ欄に伝えたい内容を書き込むだけで済みます。かなりお手軽に送れますので、お勧めです。
 
●自民党本部投稿フォーム 
http://www.jimin.jp/jimin/main/mono.html
 
名前などの個人情報を出したくないという方は、首相官邸の「ご意見募集」のメールフォームをお勧めします。(メールアドレスはフリーメールでいいと思います)
●首相官邸 ご意見募集
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
*文字数制限があります。2000文字以内。
 
 
 
 
【この記事について】
転載・引用はご自由にどうぞ。
出来ればこの記事へ文中からリンクを張り、ついでにトラックバックを打って頂けると幸いです。(リファラの件数が凄いのでTBじゃないと確認しきれません)
●記事URL
http://upa-rupa.seesaa.net/article/8922357.html
●記事名
うーぱーるーぱー: 男系女性天皇と女系天皇の違い
 
上記に転載した「愛子様の御子が即位した場合の皇統図」の画像は、下記サイトからお持ち帰り(画像の保存)して下さい。
http://www.geocities.jp/banseikkei/
↑このサイトは2ちゃんねるの派生サイトです。
2ch系のこの種のサイトは広く知られるのが目的なので、転載・引用は自由にして良いと思います。その際はなるべくリンクを張りましょう。
 
蛇足ですが、私の名前は「うーぱー」です。フザケた名前ですみません。
時折コメント欄に登場する「るーぱー」は私の友人です。
二人合わせて「うーぱーるーぱー」。意味は特にありません。ただのノリですw
 
●旧宮家(2005/12/02追加)
http://upa-rupa.seesaa.net/article/10111573.html
旧宮家の男系男子が記載されている図です。
 
●女系容認問題に関する私的見解(2005/12/12)
http://upa-rupa.seesaa.net/article/10583659.html
 
 
 
 
【お勧めブログ】
●女系天皇とは?
http://blog.so-net.ne.jp/stonewell/2005-11-07
*stonewellさんが「サザエさん」の家族を例に解りやすく説明されています。
ご家族やご友人に女系天皇と男系天皇の違いを説明する際に用いれば、すんなりと理解してもらえると思いますので、是非一度ご覧下さい。
 
●女性天皇・女系継承の容認でいいのか
http://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/03a5c58fba1abd95e9994de2287d87a3
*ほそかわ・かずひこさんのブログにて「皇室典範を考える会」(代表:上智大学名誉教授渡部昇一氏)主催の「皇室典範を考える集い~「有識者会議」の見識を問う~」という集会の詳しいレポートが記載されています。
この集会に参加された方々こそ「有識者」だと私は思います。
 
●寛仁殿下「文藝春秋」でのご発言
http://blog.goo.ne.jp/tbinterface.php/dc3ed005398c892986f7855c29f76f83/13
*ほそかわ・かずひこさんのブログにて『文芸春秋』平成18年2月号に掲載された三笠宮寛仁親王殿下の新たなご発言を紹介されています。
 
●皇統断絶問題TBセンター
http://japan.arrow.jp/blog/
*皇室典範改悪に関するブログのトラックバックセンターが試験的に開設されましたのでご紹介します。
 
 
 
 
【拙ブログ関連記事】
日本人を差別して死にたい
http://upa-rupa.seesaa.net/article/6162152.html
(この記事のコメント欄はスルー推奨です・笑)
●抜粋
演題:在日韓国・朝鮮人と国籍 講師:李敬宰さん
ただ、在日が日本国籍をとるということになると、天皇制の問題をどうするのかという人がいますが、外国人がたくさん日本国籍を取ったほうが、早く天皇制は潰れると思います。
というのは、この先もどんどん外国系市民が増えます。
ある統計では、一〇〇年後には五人の内三人が外国系になるといいます。
そうなれば、日本で大和民族がマイノリティーになるのです。
だから、私はあと一〇〇年生きて、なんとしても
日 本 人 を 差 別 し て 死 に た い
です。これが夢です(笑)。 
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天皇制を潰したい、天皇の価値を貶めたいと思うのは、左派系日本人だけではありません。
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