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晴時々曇一時雨

高気密高断熱住宅に関する話題。 時事ネタなど。

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  • 買電総量推移【五年間】
    まずは、軽くジャブから。
    過去五年の買電総量推移です。



    去年の冬は、消費量が多かったですね。
    床暖の設定温度を上げていた所為かな。
    年表記が皇紀になってます・・・。

    慣れてください(´・ω・`)
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  • 右を向きすぎると左が見えてくる・・・らしい【賃金の話】
    安定的に決まって支給する給与を増やすにはどうしたらよいか?

    麻生(元)総理が、実に的確な指摘をされていました。

    麻生氏が連合にチクリ「賃上げ要請をなぜ政府に頼む?」
    http://www.sankei.com/economy/news/151113/ecn1511130030-n1.html


     麻生太郎財務相は13日の記者会見で、政府が企業に賃上げ要請していることに関し、「努力するのは連合の仕事ではないのか。なぜ連合は政府に頼むのだろうか」と述べ、労働組合をまとめている連合を暗に批判した。

     政府は経済財政諮問会議などで法人税減税の拡大などを示し、企業の内部留保を賃上げに振り向けるよう後押ししようとしている。

     16日に発表される7~9月期の国内総生産(GDP)成長率は2期連続マイナスとの民間予想が示される中、麻生氏は「賃金や賞与が上がるのが消費拡大に効果があると思っている」と述べた。

     企業が過去最高収益を上げる一方で、賃上げや投資に利益を回さず内部留保が増え続けていることには「そろそろ経営者のマインドに変化が起きてもおかしくない」と語った。

    ・・・どの口がいうとんかーっ?!というツッコミはさておき。
    政府の施策が悪いからだよ・・・という部分も勿論あるのですが
    それだけで解決するほど単純でもなさそうです。

    1 政府が需要を強制的に創り出す ←前提条件であり、必要条件
    2 民間は需要を満たそうと生産を増やす(=儲かるから)
    3 生産が追いつかなくなる
    4 人手不足になる

    5 賃金があがる???

    本当にそうでしょうか?
    まず、省力化が図られるでしょう。
    難しいのはサービス業ですが、それ以外はロボットやITを駆使して
    省力化を図るのが解決策として考えられます。
    (不思議なことに、厚生労働省のデータは逆を示しています。つまり、サービス業の賃金は上がっていません。介護関連もです。今は触れません)

    この場合、ある程度は賃金上昇の効果もあるでしょうが
    基本的には儲かるのは会社ですよね。
    賃金がしっかり上昇しなければ、折角の政府の創り出した需要も
    民間の需要として定着しません。当然いつまでも財政出動出来るわけもなく、効果が雲散霧消してしまう・・・。

    いま、自動車メーカーT社は、空前の利益をあげていますが
    さてT社はこの利益をどうするでしょう?
    部品を値上げしてもいいよ(はーと)とか言うでしょうか?
    全部ボーナスで支給しちゃいますっ(きりっ)とか言うでしょうか?
    経営者の年間所得は従業員の生涯所得の何倍かになる可能性はあるでしょうけど・・・。
    (所得の海外漏出や海外での利益の再投資先の問題は触れません)

    なにが鍵を握っているか?

    まっとうな組合活動!

    これが重要ではないでしょうか?
    最近はストライキなんて聞いたこともないです。死語になってます。
    政府としては、法人税を引き下げるかわりに、賃金を上げてください
    と約束でもしているのでしょう。
    間抜けな話ですね。
    国家観も國體の理解も持ち合わせていない、強欲な財界人に過剰な期待は禁物です。

    戦前はすべて薔薇色に見えるらしい「○○○○(自主規制)」・・・おっと失礼
    至善に止まる努力をせねば。
    なんでも戦前がよいわけでは無く、戦後のなかにも見るべき部分はあるわけです。
    すこしやり過ぎた感もありますが、組合活動によって労働分配率が
    改善された側面は否定しようがないと思います。
    腐れ左翼がっ!とか言って否定するのは簡単でしょう。
    しかし、騙されたと思って「共産党宣言」を読んでみてください。
    いろんな意味で薄っぺらさに驚きます。
    そしてとてつもない違和感があるのは当然なのですが、
    そんな中にきらりと光る問題の着眼点もあったりします。
    (解決法は参考にならないかも知れませんが)
    今のようなグローバルマンセー時代に、共産主義が力を増すのは歴史の必然とも謂えるかも知れません。

    政治家が保身ばかり・・・そうですね、困ったことですね。
    で、国民は自分で賃金を勝ち取ろうとは思わない訳ですね。
    保身が大事ですものね。

    政府の規制緩和やグローバル化推進が、根源的な問題の一つであるは間違いないのでしょうが・・・。
  • あしあと
    まじめな話は、おいておいて

    ちょっとサーモグラフィーで遊んでみました。

    あしあと、です。
     
    意地になって床暖の効き方を見ようとしていると
    自分の足にすくわれる・・・という、オチでした。
    5分前くらいまでたどれそう?


    こちらは天井点検口・・・。
     
    ・・・なにやらネタの香りが漂います。

    もっと寒くなると、いろいろ観察し甲斐が増しますね。
  • 貧しくて
    貧しくて 貧しくて 貧しくて 辛いよ~♪
    ゴールデンボンバーの「女々しくて」の曲に乗せて
    「貧しくて」を歌ってみる・・・惨めったらしいのでやめよう。
    正確には、貧しいという表現は違うかも知れません。
    本当に貧しい中、勉学と武道の鍛錬に励んだ先達に
    叱られそうです。
    ですが、あまりに無残な結果です。
    三橋貴明さんのブログから
    最も国民を貧しくした政権
    安倍政権にのみ責任を問うのは酷というものでしょうが
    一番酷いことは確かなので仕方ないですね。
    三橋さんは、厚生労働省のデータを実質値に変換しているようです。
    もとの値では製造業に於いては若干上がってます。
    こちらも実質値に変換してみて欲しいですね。
    いつから、流れがおかしくなったのかと問えば
    どうやら金融ビッグバンあたりからのようです。
    第二の敗戦ですな。おっと脱線。
    それはさておき。
    東大物価指数を月平均してプロットしています。
    これだけ、右軸です。
    月次GDPの元データはこちら
    https://www.jcer.or.jp/research/gdp/

    GDP600兆円ですか・・・(遠い目)
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151110/k10010300001000.html
    政府の経済財政諮問会議は、GDP=国内総生産600兆円の達成に向けて、今月中に策定する緊急対応策の案を取りまとめ、法人税の実効税率を早期に20%台に引き下げる道筋をつけるとともに、ことしを大幅に上回る最低賃金の引き上げを目指すべきだとしています。

    消費税を廃止して法人税を引きあげるなら、なんとなく希望もでてきますが
    逆ですからね。貧富の差が拡大するだけでしょう。

    家計を預かる立場の方であれば、感じていると思われますが
    食料の値段が上がっている気がします。
    東大物価指数をみると如実に顕れています。

    にもかかわらず、名目の支出が増えていませんから
    貧しくなった・・・と解釈してよいのではないかと。

    そして、貯金できなくなってきている筈です。
    当然、大型の買い物も出来なくなってきている筈。
    ・・・家、ですか? 頭金用意するのもますますたいへんに
    なっているのではないかと。

    このあたりは、貯蓄率のデータをみるともっとはっきりわかるかも
    知れません。

    さて、自分としては実質給与の伸びが物価上昇率に追いついていない
    ことも問題として、更に隠れた問題もあるように思います。
    実質の可処分所得です。
    今年の1月に修正された大和総研の試算結果を紹介します。
    試算の前提条件がいくつかあるので、元の資料にもあたっていただきたい
    と思います。
    http://www.dir.co.jp/research/report/law-research/tax/20150127_009377.html
    子育て世代の家計をこれでもかって痛めつけている訳ですから
    少子化をなんとかしようなどとは、一毫も考えていないと思われます。
    お金が回ってきたら、使い道なんて困るほどあるわけで。
    どうも日本人の多くは、
    清貧とか
    質素倹約とか
    節約とか
    そういったことが、良しとされ、人としての理想とされる
    雰囲気があります。
    何故でしょうね?
  • 窓にうつるもの
    土曜日は、50近いアクセスを頂き恐悦です。
    自分のような生きて大業の見込みない老兵も、
    なにがしか役に立つ事があるのでしょうか。
    さて。
    flir ONE のアンドロイド版がいつの間にか発売になっていたので、衝動買いしてみました。
    うしし、これで床暖の配管の場所もまるわかりだぁ!と、思ったのですが
    実際みてみると、遙かに温度分布の幅が狭いようで、全くわかりません。
    あー、こりゃやっちゃったかも・・・。
    Flir ONEは、スケールの固定が出来ないようで、それがかなり不便ではあるのですが、
    まぁ、銭失いにしないために少し使ってみようかなと。
    では、早速。
    窓から。
    引き違い戸

    こっちは、開き戸
    単体で見てもスケールの固定ができず、性能がわからないので
    比較するためには同じ画面内に比較対象が入っている必要があります。
    でも、あからさまにこの引き違い戸の性能は悪いようです。
    気密の問題かな?
    ちなみにこの窓だけです。
    他の引き違い戸では、このような画像になりませんでした。

    サーモグラフィーは、輻射熱をみているので、
    熱の反射とか素材や色の違いなども考慮に入れないと
    判断を間違う可能性があって、難しいですね。

    ・・・自分が写っている・・・という可能性もなくはないかな?

    さて、どうでしょう、どうしましょう。