忍者ブログ

晴時々曇一時雨

高気密高断熱住宅に関する話題。 時事ネタなど。

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

防災シリーズ 4 防災と財政
はじめに

我が国に財政問題は存在しません。
所謂「国の借金」は、問題ではありません。
財務省自身が認めています。

曰く
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
外国格付け会社宛意見書要旨
1.貴社による日本国債の格付けについては、当方としては日本経済の強固なファンダメンタルズを考えると既に低過ぎ、更なる格下げは根拠を欠くと考えている。貴社の格付け判定は、従来より定性的な説明が大宗である一方、客観的な基準を欠き、これは、格付けの信頼性にも関わる大きな問題と考えている。

 従って、以下の諸点に関し、貴社の考え方を具体的・定量的に明らかにされたい。
(1)日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとして如何なる事態を想定しているのか。
(2)格付けは財政状態のみならず、広い経済全体の文脈、特に経済のファンダメンタルズを考慮し、総合的に判断されるべきである。
 例えば、以下の要素をどのように評価しているのか。
・マクロ的に見れば、日本は世界最大の貯蓄超過国
・その結果、国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている
・日本は世界最大の経常黒字国、債権国であり、外貨準備も世界最高
 
(3)各国間の格付けの整合性に疑問。次のような例はどのように説明されるのか。
・一人当たりのGDPが日本の1/3でかつ大きな経常赤字国でも、日本より格付けが高い国がある。
・1976年のポンド危機とIMF借入れの僅か2年後(1978年)に発行された英国の外債や双子の赤字の持続性が疑問視された1980年代半ばの米国債はAAA格を維持した。
・日本国債がシングルAに格下げされれば、日本より経済のファンダメンタルズではるかに格差のある新興市場国と同格付けとなる。
2. 以上の疑問の提示は、日本政府が改革について真剣ではないということでは全くない。政府は実際、財政構造改革をはじめとする各般の構造改革を真摯に遂行している。同時に、格付けについて、市場はより客観性・透明性の高い方法論や基準を必要としている。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

こんなことを書くと、いろいろツッコミが来そうですが、
「予算(財源)と税収は関係ありません」
足りないのは、財源や予算ではなく、財政と税に対する認識です。

国債の発行額を制限するものは、絶対額でも対GDP比でもなく
インフレ率のみです。
潜在成長率なんていういい加減な指標を使うまでもないです。

まず、我が国に財政問題は存在しない!
この認識をしないと防災ができません。

防災には自助と公助があり、
自分で出来ることはすべきですが、公がしなければいけないことも
当然有ります。
最近あまり書いてなかったですが
クニノシャッキンという間違った認識の所為で
人が死ぬのをむざむざ見過ごすことは出来んのです。
声上げていこう!

で、土木学会の先日の発表をみてみましょう。

http://committees.jsce.or.jp/chair/node/21



なにを言っているかというと、お金を掛けて強靱化しておくことで
被害を出して税収が減るよりお得ですよ~っ!て、書いてます。

地震自体は、いつか必ず来るものなのでしっかり準備しておけば
ある程度被害を減らすことができるのです。

上記対策は、建設国債を発行してすぐにでも着手すべきことですよね。

でも、そういうことに対してこんなこと言うひともいるのです。
慶応大経済学部 土居丈朗教授
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
「PB黒字化目標の堅持を評価」
 与党内で撤回論が出ていた基礎的財政収支(PB)の黒字化目標を、骨太の方針で堅持したことは評価できる。歳出改革の努力を促すためにも、PB黒字化目標は欠かせない。
 人口減少や高齢化の鈍化で社会保障費の増加ペースが緩やかになる平成33年度までの期間は、社会保障費を効率化できる好機だ。
 だが、社会保障改革を促す具体的な目標や措置を盛り込めなかったのは残念だ。団塊世代が75歳以上となり、社会保障費が大幅に増えれば改革の合意形成が困難になる。年内にも具体的措置を決めるべきだ。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

そもそも、100%社会保障財源にしますから!って消費税増税したのに
100%嘘やったやないか!!!
でもって法人税は減税や!!
金持ちのために庶民から金をむしり取っただけっちうこっちゃ。

その上、単年度の税収と支出をバランスさせなければならないなどといった
何の根拠もない与太話を守れときたもんだ。
これはね、言うなれば「人の命よりカネが大事」っていう思想だよね。

建設国債を発行して防災・減災に努めれば、救える命もあろうのに
カネがないからと嘘をついて見捨てるんや。

大阪の直下型地震で、
塀が倒れて下敷きになって犠牲者がでてしまいましたよね。
地方公共団体にカネがないからだよね?
予算付けないとなにもできないから。
一朝事が起きてから、わーわー言って予算付けたりしてるけど
犠牲者がないと動けんのかいっ!

情けない話やで、ホンマ・・・。

とにかく、

地震対策、津波対策、洪水対策、高潮対策等々
カネがないから出来ませんは、通用しませんから!

人手不足?カネを積めカネを!
だいたい20年前ならもう少しマシな状況だったのに
ずっと「クニノシャッキンガ~」とか騒いで何もしてこなかった
のが悪いんや。

政治家の癒着?そーゆーのもあるでしょうが、
ソレとコレとは別問題!

水道の老朽化とか橋梁の劣化とかいろいろありますが
すべての問題の根幹は
「クニノシャッキン」という嘘
ですから。
PR

コメント

コメントを書く